
前の記事「コンパス(方位磁針)持って江戸川土手へ」の続きになります。
埼玉県の江戸川土手を散歩して、松伏休憩所であちこちコンパスで方位を測って遊んでたとき、遠くに塔のようなものがちょこっと見えてました。初めはなんかあるなーくらいに思ってましたが、その景色をずっと見てるうちにもっと気になってきて、あれがどこにある何なのか知りたくなりました。
そっちへ歩いて行って突きとめるのもいいですが、今日は時間もないし、なによりせっかくのコンパス遊びの機会を見送る手はありません。この松伏休憩所と帰りの土手上の離れたところの2個所からあの塔の方位を測って推定することにしました。

まず松伏休憩所の前で測っておきます。塔の方位は 122度 くらいでした。

休憩所から帰路へ。土手を北に戻ります。東武アーバンパークラインの鉄橋。右方向に 川間駅、左方向にこれから電車に乗る 南桜井駅 があります。

鉄橋近くで土手を降りる前、新宿新田 というところから塔の方位を測りました。こちらからは 137度 くらいでした。
これで土手上の2箇所から塔への各方位が分かったので、地図アプリ等で各箇所から各方位通りに線を描いてみます。

そしてその2線が交わるあたりに接近してみると、

よく似た塔が見つかりました。地図によれば「NTT東日本 上花輪電話交換センタ」です。測った方位とは少し誤差があるようですが、この辺りに他にはそれらしい塔は見当たらないので、多分これで合ってるのだろうと思います。
ちなみに測った場所からこの塔までの方位を Google Earth で求めてみると、
松伏休憩所→塔
123.68度(コンパス測定値は 122度くらい)
新宿新田→塔
138.56度(コンパス測定値は 137度くらい)
でした。コンパス測定値としては悪くないんじゃないかなと自己満足しています。