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タイムトライアル散歩しよう〜自分だけのウォーキング計測ルートを持つ

自分は体力を保てているか、老化を抑制できているか。

いろいろな測り方があると思いますが、私はウォーキングの速度を目安にしています。
そのために通勤や買物の道中にいくつかルートを作って距離も求めてあり、日常的にタイムトライアルウォーキングしています。

中でもここ「千葉県立 柏の葉公園」の東側の歩道は平坦で直線に近く、歩行速度測定に最適なルートです。

公園の南東の角から北の角まで、全長 939m。時速 6km で 10分弱、歩幅 70cm で 1,300歩強 なので歩数も数えやすく、精密な平均歩幅も出せます。

歩道の、横断歩道外側の延長線上で、ストップウォッチを走らせてウォーキングを開始。歩数も指折り数え始めます。片手が 10の位、もう片手が 100の位 です。
ルート開始点を、道路の白線等や建物の角等を目印にして作成すれば、このように現地で歩き出す位置の目印にもなり、地図アプリ上の航空写真等の精度を信頼する限り、ルート長と実際の歩行距離の誤差は 10cm 単位に抑えられているのではないかと思います。

ウォーキング時の作業は、スタート/ストップ時にストップウォッチのボタンを押すことと、歩数を数えることだけなので、道中は景色と季節感を楽しめます。これを個人的に「タイムトライアル散歩」とも呼んでいます。

公園北側の角でゴール。こちらも横断歩道外側の延長線上に終点を精度良く作ってあります。この線上を通過する瞬間にストップウォッチを止めます。
歩行時間は 8分28.06秒、歩数は 1,360歩 でした。

歩道のベンチに座って、今のウォーキングを採点します。飛行機ごっこウォーカーの至福時間です。

まず平均歩幅を求めましょう。
円形計算尺の内尺を歩数、外尺を距離(m) とします。
外尺を回して 1,360歩 と 939m の目盛りを合わせて読むと、
(1) 1,360歩 で 939m を歩いたのだから、
(2) 1,000歩 で 690m、1歩 で 0.69m
となり、この時の平均歩幅は 69cm くらいとなります。

続いて歩行速度を求めましょう。
予め歩行時間「8分28.06秒」を10進法表記の「8.47分」に直しておきます(直し方をこちらに記載しました)。
内尺を時間(分)、外尺を距離(km) とします。
外尺を回して 8.47分 と 939m の目盛りを合わせて読むと、
(1) 8.47分 で 0.939km 歩いたのだから、
(2) 60分 で 6.65km くらい歩ける
となり、このときの歩行速度は 時速6.65km くらいとなります。

マイクロコピーバルーン

このように、自分だけのウォーキング用計測ルートを持っておけば、歩行速度をいつでも高精度で求められ、体力維持の目安にできるのではないかと思います。
また正確な歩幅も知っておけば、何歩歩くには何m歩こうかという計算もできるようになります。

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